昨日は文化の日ということで、文化的に過ごすことにしました。一日中引きこもって耐久でゲーム。勘違いにも見えますがいいんです、これも立派な日本文化なんです。
おかげで長いこと滞ってたPSPの「英雄伝説 空の軌跡SC」を終わらせることが出来ました。間違ってはいけません。零ではなく空です。しかもSecond Chapterです。
長かった。セットで購入したのが2008年12月、しかもその時点でFCは借りてクリア済みって状態からですから、SCだけで2年近くかかった計算になります。もちろん何度も積んで止まってるので、実プレイ時間がそこまで長いわけではありません。でも個人的には過去のどんなゲームよりも長い道のりだった気がします。
ゲーム自体がつまらなかったわけではないです。むしろよく練られた世界観やシナリオは引き込まれまくりで、一旦始めると時間が経つのを忘れてしまいます。間違いなくPSPイチオシのRPGです(他にPSPでRPGほとんどやってないけどナ)。
ただ、SCはFCと共通のマップなので、過去に行った街やダンジョンを繰り返し訪れることが多く、ダンジョン攻略に飽きるのも事実。特に終盤の諸地方おつかいの繰り返しは話があまり進展しないこともあって萎えました。戦闘も後半の雑魚戦は自分たちの能力が上がりすぎて作業ゲームになりがち。そんな理由で一旦止めてしまい、PSPに別のUMDを挿してしまうと再開するまで数カ月単位で放置されるという。
ちなみに戦闘はシンボルエンカウントなので、不要ならすべて避けることが可能です。ある一定のレベルになると極端に取得経験点が落ちる(敵のレベルに応じて半減していく)システムのため、(素材集めを考えなければ)敢えて倒す意味もありません。
昨日一日で最終章を攻略したわけですが、その間はボス戦以外の戦闘を極力避けてイベントだけ追いかけるようなスタイルでした。全ての敵を倒そうとすると前述の通り飽きますが、これなら無理なく進めます。エンカウントしなくなる装備もあることから、もともとがこういうバランスなんでしょうね。
・・・2作目の最終章にまでなってやっと気付くこの鈍さ(ズガーン)。
以下ちょっとネタバレ。
たどり着いたラスボス戦。パーティメンバーは直前のイベント引きずったままだったのでヨシュア・エステル・クローゼ・シェラ姉。レーヴェ戦の後にメンバー調整しようと思ってたらそのまま強制でラスト突入しちゃいました。ティータごめん。にしてもシェラ姉のヘブンズキス、コスト性能比おかしいわ(笑)。
最終形態の体力を半分ほど削ったところで、突然謎の技によって主人公二人が異空間に飛ばされて戦闘から退場。なにこの初見殺し。アースウォール張って安心してたのにガン無視かヨッ。
回復手段の無い状況に、これは全滅してやりなおしかなーと考えながら残りの二人でちまちま削っていたら・・・なんかそのまま倒しちゃいました。やっぱりアースウォールつおい。時間ばかりかかって爽快感のまったくない勝ち方でしたが、まぁいいか、勝ちは勝ちだし。
途中相手の加速から4連続で殴られてクローゼダウン、シェラ姉のHPが残り2桁ってとこまで追い込まれ、アセラスの薬で辛くも復帰する場面があり。ティータだったら間違いなくHP足らずに全滅してたな・・・。いずれ再挑戦してみるか。
迎えたエンディングはまだ一部謎を残すものの、とりあえずは大団円で良かった良かった。身喰らう蛇のネタは今後のシリーズで解明されていくんだろうか。これは零の軌跡から先もやらなきゃいかんな。良い商売だ(笑)。
執行者メンバーが思ったより相互に絡んでなかったのは残念かな。何度も何度も引っ張るなーと感じてたけど、それにしては結局個々の話だけであっさりしてる印象。せめて中枢塔の戦闘はぜひキーキャラクターを連れていきましょう。まったく違う展開になるので。
そして今、PSPの中には「空の軌跡 the 3rd」が。ミニシナリオ集のようなおまけ作品だと聞いてますんで、構えずにのったり楽しみたいと思います。零の軌跡も評判は上々みたいですが、もうしばらくはお預けですねー。