ATH-ANC7の音質に失望した後、オーディオ関係の品物いろいろ物色してたんですが。気がついたら新型動画対応ウォークマンを手に入れてました(笑)。新しい物好きの血には抗えないなと。
Sony WALKMAN NW-A808
iriverのU10から容量不足(1G)に耐えられなくなっての乗り換え。あまり参考になる人もいなそうだけど数日使った感想を。
音は繊細でクリアになって、霧が晴れて見通しが良くなった感じ。同じファイルを聴き比べて、今までこれだけ潰れた音を聞いてたんだと愕然としました。ATH-ES7を買った時も音の変化に感動したもんなんだけどな。
ちなみに添付のイヤホンは出す音が耳に痛いので使ってません。叩きつけるような高音が脳にキツイ。エージングをかければ変わるのかもしれないですが、耳穴が変に縒れてるんで、カナル型自体が全体的に苦手な感じです。
操作感はU10と比較にならないほど優秀。ボタン操作に対する反応がとにかく早く、ジャケット画像やデータの読み込みもストレスなし。スタンバイモードからの起動も0.1秒もかからない。うぃるこまー的に言うなら「サクサク」(笑)
DSEEやクリアステレオなどの設定が一旦ホームメニューに戻らないと呼び出せなかったりするなど、たまに気になる仕様はありますが、変更頻度も低いし、操作レスポンス自体が快適だしで思うほど重荷になりません。
かたやU10は操作全体がもっさりとしていました。クリックに対する反応がにぶい、画面変遷の無駄なスライド演出が消せない、電源オフからの復帰に10秒はかかる、PCと接続を解除する際に毎回再起動・・・。特に意図せずアイドルタイムアウトで電源断されたときはストレスがたまりましたね。
新しいプレイヤーに、先日発表になったiriver Clix2を選ばなかった理由のひとつです。デザインとギミック的魅力は高く評価したいんですが。
春分の日は一日がかりでアルバムを30枚ほど整理してました。ジャケット画像をAmazonから拾ってきたり、実機での分類を円滑にするためにしっかりID3タグをつけたり。楽しい反面、肩がこったり眼が痛んだり、ぜんぜん休日な気分にならなかったという。物事は何事もほどほどがよろしいようで。
エンコードはEACで、LAMEのVBRにしてます。ATRACやAACじゃないのは、やっぱり他の機器への互換性確保が大きいですね。
動画についても、2インチでも結構普通に見れてびっくりです。夜、寝ながら変換・転送できたので、昨日の通勤時間で1本映画を見てみました。銃撃戦など動きの激しい部分ではブロックノイズが避けられませんが、その他はなめらかで違和感は無かったです。
強いてあげるなら、液晶が上方向に視野角が狭いことが気になりました。90度横に倒して正面から見ると、左右の眼で見える色温度に差が出てしまい、映像がぶれて浮くような感覚があります。視点をちょっとずらして、反射光にも気をつけないとならないですね。
さて、今後の課題は、転送した曲を頑張って聴くことだな(爆)。