《このページの記事》 PS4用のアケコンを買う。 (12/23) /

PS4用のアケコンを買う。

GUILTY GEAR Xrd -SIGN- Arcade Stick

ギルティギアXrdの家庭用発売を記念して、三和電子とアークシステムワークスが協力して製作したというアーケードスティックコントローラ。エンターブレインの公式ショップ「エビテン」の専売品です。PS4用のアケコンは欲しかったので、ひとつ購入してみました。

もともとはGGXrdの発売と同日発売の予定が生産の都合なのか半月遅れ、やっと手元に届くことになりました。お詫びに販促と思しきカンバッチ付いてましたが、絵柄はランダムのようで自分はベッドマンでした。超要らねぇ・・・。

正直GGXrdのゲーム自身はストーリーモードで堪能しきって、格闘ゲームとして楽しむようなモチベーションは既にあまり無かったりします(笑)。春にBBCPEXが出ればきっと必要になるでしょう。

限定品のためか現在品切れとなっているので購入の参考にはならなそうですが、せっかくなのでレビューしてみようと思います。きっとBBCPEXの時にボタンの色とイラスト変えてまた出るんじゃないのかなぁ。

以下、基本的にホリのリアルアーケードプロ(RAP)V3SA(PS3用)との比較になります。エビテンのアケコンの方は倣って「エビ4SA」とでも仮称しときます。


※書いていて気づいたけど、ブログさぼってたからそもそも前提となるRAPV3の天板張り替えの記事がないや(笑)。現在手持ちのRAPV3は、静音スティックとボタンに差し替えて、天板イラストも入れ替えています(→コレ)。この経験を前提にした内容になります。


■外見。



見ての通りRAPV3に比べて奥行が長く、横幅が短いデザインになっています。手前側の傾斜はRAPV3よりもゆるやかで、右手はより楽に動かせるように感じます。

素材は底面まで鉄でできているRAPと違い、天板以外はプラスチック製。大きさは違いますが、重さはあまり差はありません(RAPV3SA:2.2kg、エビ4SA:2.3kg)。底面に滑り止めの大きなゴムシートが貼られているため、安定性はエビ4SAの方が高い(ずれにくい)です。ゴムなので汚れそうな予感はしますけどねー。

両側面はRAPと同じように(より少ないけど)天板が張り出している形式で、持ち上げるのは楽です。背面にはUSBケーブルの収納スペースがありますが蓋はありません。初めは細いベルクロテープでまとめてありました。

ところで背面に謎の穴あき突起があるのですが、これは何に使うものなんだろう。肩掛けひも用? 側面にも排気口らしき穴が空いてるのですが、これも用途不明で謎。


■イラスト差し替え。

イラストシートは専用の透明シートでカバーされています。RAPで天板を変えるとなるとこの透明シートを作るのが最難関ですからありがたい。あとはテンプレートがあれば好きなように変えることができますね。公式でコンビニ印刷用テンプレート公開しないかな(笑)。

デフォルトのソルの顔が威圧的で気に食わないので(笑)とりあえずは添付のシートとの交換を試してみました。

天面四隅のプラスチックビスを外し、レバーのボールを外すことで透明シートとイラストシートを外すことができます。ドライバ要らずと書かれていましたが、結局ビスは裏から棒で押さないと外れにくいんで、素手だとちょっと難しい。セットには予備ビスと一緒に短いステンレスの棒がついていました。

RAPと違いシートはボタンのはめ込みに巻き込まれていないので、交換にボタンを外す必要はありません。とても楽ちん。反面この切り抜きがうまくできないと見た目が汚くなるので、自作シートを作るのは大変そうです。

※12/30追記:テンプレート作りました→右クリックして保存。スキャン後そのままなのでおそらく300dpi実寸ですが、セブンイレブンのネットプリント以外ではうまくいかない模様です。以下は使用例。



表面からレバーのボールを外さなければならない関係上、RAPとは違いレバーの芯を覆う筒がついていません。三和でレバーをパーツとして買うと部品としてついてくるので、あえて付けてないんですね。レバー根元の円盤カバーも専用のもので、穴が小さくなっています。

筒をつけるとボールを外そうとしても空回りしてしまい、天板の裏側からマイナスドライバで押さえないと外せなくなります。天板を外すために「デザインシートをつけたままその下のネジを回す」なんていう曲芸をしないとボールが外せなくなるので、そのままの方が無難でしょう。

シートを外した下の天面も、止めネジも、手前のスロープ部分と同様塗装されており、錆びることはなさそうです。RAPはそもそも張り替えを想定していないためシート(というかシール)の下は鉄むき出しでしたが、こちらはしっかり考慮されていて安心。

ちなみに天板を止める透明シートは、夏になると伸びて浮いてくることが予想されます。注意事項にはビスを一旦緩めて止め直せば調整できるとは書いてありましたが、はたして。こうご期待です。


■内部構造。

そしてやはり気になるのがメンテナンス性と内部構造。え、気にならない?・・・申し訳ありませんが読み飛ばしてください(笑)。


天板を外して内部を覗くには、デザインシートの下にあるネジを3つ外します。あとはおもむろに持ち上げれば簡単に外れます。ネジ無しで内部にアクセスできるTE2には劣りますが、十分に外しやすい部類でしょう。小物入れはありません(笑)。

持ち上げた時点で天板と下のプラスチックとの間にはコネクタ的接点は何もなく、ただUSBケーブルが穴を通っているだけでした。基盤は全部天板側に配置。面白い作りです。



さて天板側ですが、メイン基盤は鉄の板で目隠しされています。蓋の脇を接着されているところを見ると、開けてほしくない模様。まあPS4対応チップを別の筐体に移植しようとか思わない限りここを外す必要性はないでしょう。

ただ、基盤の根元が見えないせいで、どのケーブルがどのボタンに繋がるのか、色でしか判別つきません。一度に全部外したら、もとに戻すのは大変そう。交換は1ボタンずつにした方が無難そうです。

自分は静音ボタンに変えようかとも思っているので、念のため以下に色対応をメモっておきます。裏から見た状態(反転状態)で以下の通り。


[LOCK]緑(上) [R3⇔Option]白(上) [LS/RS]桃&黄(上下) [PS3⇔PS4]赤(下)
  [L3]茶       [OPTIONS/R3]橙 [SHARE]青
        [L1]白 [R1]黄 [△]緑 [□]桃
[R3/OPTIONS]水 [L2]灰 [R2]紫 [○]赤 [×]青


RAPでは1ボタンにつき2本のケーブルが基盤に繋がっていましたが、エビ4SAでは各ボタンの片側は黒いケーブルですべて数珠つなぎに連結されています。まるでクリスマスツリーの電飾のよう。恐らくコールド電極側で、とりあえず通電してどこかに抜ければいいってことなんでしょう。

バランス接続のヘッドホンアンプとかに興味があるとちょっともにょっとしたものを感じますが、しょせんデジタルの世界、遅延の原因にならないならよし。おそらく接続順序は関係ないと思います。なんか見た感じ適当だし。



なお、スティックは5ピン集約型のコネクタ。RAPV3と一緒です。


■使用感。

興味深いからといってしげしげ長めているだけじゃ勿体ない。早速PS3に繋いで電撃FCで使用してみました。

RAPVは名前の通りビューリックス、エビ4SAはブラスト(ノワール)とボタン配置に微妙な違いはあるものの、部品としては同じ三和製の定番パーツなので、操作感に大きな違いはありません(PS4用のRAPV4隼はHORI独自のパーツ)。静音レバーや隼レバーに比べると硬めの感触ですが、これは好みの問題ですね。

天板の手前の傾斜はRAPV3よりゆるやかで幅も十分取られているので、右腕はより自然に置けると感じました。膝上でずれにくいのもあって、長時間のプレイもより楽になりそうです。

R3とOPTIONSのボタン入れ替えは、自分はRAPに慣れているため常時オン(右側がOPTIONS(START)、上がR3)にしています。PS4ではR3がトレモのポジションリセットになるのですが、上のR3ボタンはRAPV3のセレクトと同じ相対位置に配置されているようです。RAPV3のユーザーに配慮したんでしょうか、違和感なくその位置を叩けます。

なお、PS3のゲームではSELECTがポジションリセットの基本ですが、これはShareボタンに割り振られるため、感覚的に1ボタン左にずれることになります。相互利用する以上仕方ない仕様ですが、よく押し間違えますね。

TURBOボタンの連射機能は、基本的に使用しません。過去にもアーケード全キャラクリアの実績立てるためにA連コンボ固定するくらいしか使ったことがない。使い方もちょっと面倒そうだし、きっと今後も使わないでしょう。STGだって昨今はゲーム内で連打ボタン設定できるしね。


■騒音。

軽いプラスチックの箱なためか、ボタンを叩いた音がかなり共振します。RAPはもともとかなり大きな音が問題になる周辺機器ですが、それに比べても大きく響くように思います。RAPでも対策に綿を詰めるとかあったけど、いずれ何か試してみようかな。

電飾のついたボタン(PSボタン、TURBOボタン)は特に叩くたびバネが跳ねる音がびにょーん、びにょーんと響きます。そんなに頻繁に連打するボタンではないので影響は少ないですが、惜しい感じですね。三和の共通パーツ的にそうなんでしょうけど。

PSボタンは常時カラフルに点灯するのも目障り。対戦中に目が行くわけでもないけど、消す方法は欲しかった。TURBOボタンと違いこちらのライトはそもそも必要ないし、電飾のないボタンに交換しようか。


■結論。

さすがに格ゲー好きがデザインしただけあって、使いやすいコントローラーだと思います。特にスイッチと小型ボタン(L3,R3,OPTIONS,SHARE)の使いやすさは他より優れていると感じます。三和製パーツのPS4用アケコンがほかに無いというのも、V3SAから乗り換えるには悪くない選択です。

ただRAPV4隼にしろTE2にしろ機能で著しく劣るわけではないですし、自分でコンポーネントを組み替えることも可能なわけで(V4隼は保証が切れると思われる)、大きな天板のイラスト差し替えに興味がなければ、プラ筐体で剛性に不安の残るコレをあえて選ぶ理由もないのかな、と感じました。
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author:どらんく, category:ビデオゲーム, 22:31
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